作業療法士になるには??

作業療法士になるためには、以下の手順と資格が必要です。日本では、作業療法士(OT:Occupational Therapist)は国家資格であり、そのための教育と試験に合格する必要があります。
1. 教育機関への入学
日本における作業療法士養成校の数は、年々変動することがありますが、2023年現在で約150校が存在しています。これらの養成校は全国に広がっており、大学、短期大学、専門学校などの様々な教育機関が含まれています。
- 大学(4年制):
- 作業療法学科やリハビリテーション学科などで、作業療法士の養成を行っています。
- 全国に約70校。
- 短期大学(3年制):
- 短期大学での作業療法士養成プログラムは少数です。
- 全国に約10校。
- 専門学校(3年制または4年制):
- 多くの専門学校が作業療法士養成プログラムを提供しています。
- 全国に約70校。
養成校の役割
養成校では、作業療法士になるために必要な知識と技能を学ぶためのカリキュラムが提供されます。これは、基礎医学から専門的な作業療法技術、そして臨床実習まで多岐にわたります。学生は卒業後に国家試験を受験する資格を得ます。
2. 必要な学習内容
作業療法士養成校では、以下のような科目を学びます。
- 基礎医学:解剖学、生理学、病理学など
- 臨床医学:内科、外科、精神科など
- 作業療法専門科目:作業療法の理論と実践、リハビリテーション技術、評価法、治療法など
- 臨床実習:実際の病院や施設での実習
3. 国家試験の受験
養成校を卒業後、作業療法士国家試験を受験する資格を得ます。国家試験は毎年実施され、合格することで作業療法士の資格を取得できます。
4. 登録と就職
国家試験に合格した後、作業療法士として働くためには厚生労働省に登録する必要があります。登録後、病院、リハビリテーションセンター、介護施設、訪問リハビリテーションなど様々な職場で働くことができます。
5. 継続教育と専門性の向上
作業療法士として働き始めた後も、専門的な知識や技術を向上させるために継続教育が重要です。研修会や学会への参加、専門分野の資格取得などを通じてスキルを磨くことが求められます。
6. 職業倫理と実践
作業療法士は、患者さんの生活の質を向上させるために、倫理的な視点を持って実践することが求められます。個々の患者さんのニーズに応じた適切な治療計画を立て、実行することが重要です。
参考情報
- 日本作業療法士協会(JOTA):https://www.jaot.or.jp/
- 厚生労働省 作業療法士国家試験情報:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000144970.html
最後に

作業療法士は国家資格であり、養成校に入学後も多くの医学的知識を学び、国家試験に合格する必要があります。作業療法士になるまでの道のりは長いですが、その分医療従事者として果たす役割も大きく、様々な医学的領域において今後の期待が高まっています。


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